本日は「ベンジャミン・ディズレーリ」のご紹介。
18世紀に活躍したイギリスの小説家・政治家です。
2度もイギリスの首相を務めるまでに至った彼の考え方を学んでいきましょう。
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「ベンジャミン・ディズレーリ」とは
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ロンドンで生まれ、ユダヤ系でありながらも裕福な家系に育ちます。
当初は父親の勧めもあり、弁護士事務所などで働くも続かずに退所。
投機などに手を出すも失敗し、20歳そこそこで破産と数奇な人生を歩みます。
その後は政治に関わる小説をひっそりと出版しながら生計を立て行くこととなります。
いくつか執筆を続けるうち本人も次第に議員活動へ興味を示し議員選挙に出馬をするようになりました。
4度の落選を経験しますが、5回目でついに当選。
着実に成果を上げることで頭角を表し、信頼を獲得。
首相まで就任することとなります。
一度は党選挙で敗れ、首相席を譲った期間もありましたが、再度過半数議席を獲得し、2度目の首相職へ返り咲きます。
長期政権下での実績の数々は、イギリスの帝国主義の礎を築いたと言っても過言ではありません。
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「ベンジャミン・ディズレーリ」の名言
事態の解決
自分の過ちを認めることほど難しいものはない。
事態を解決に導くには、
素直に自分の落ち度を認めるのが何よりである。
行動と幸せの相関性
行動が常に幸せをもたらすとは限らない。
しかし行動なくして幸せはありえない。
他人への貢献
あなたが他人にしてやれる最も偉大な事は
富を分け与えるのではなく、
その人の素晴らしさを明らかしてあげる事だ。
教育
いかなる教育も逆境ほど教育になるものはない。
旅
旅は寛容さを教えてくれる。
天才の源
天才が作り出すあらゆるものは、
熱意が生み出したに違いない。
行動の重要性
経験は思考から生まれ、思考は行動から生まれる。
人生①
予測する事は滅多に起きず、
予期しないことがしばしば起こるものだ。
人生②
人生における成功の秘訣の一つは、
チャンスが巡ってきた時の準備をしておくことだ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
政治家のイメージが強いディズレーリも政治家になる前から亡くなる直前まで数々の小説を出版し、ベストセラーとなっている多彩な才能と行動力の持ち主です。
また晩年は保守党若手議員だった“ランドルフ・チャーチル”を支援しました。
あの“ウィンストン・チャーチル”の父親であり、何らかの縁を感じます。
偉人の名言を心に刻み、夢・人生・思考を整えてより良いものにしていきたいですね。