本日は「ウィンストン・チャーチル」のご紹介。
第二次世界大戦イギリスを指揮した元首相です。
また2016年から発行されているイギリス5ポンド紙幣の裏面にも使用されています。
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そんな戦争真っ只中に活躍していた彼の考え方を学んでいきましょう。
「ウィンストン・チャーチル」とは
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イギリスの政治家を父にもつチャーチル。
学生時代勉強は得意ではなかったものの、身体を動かすことは好きでした。特に軍事教練の授業が好きだった事もあり、軍事学校に通い戦地での経験もします。
帰隊後は戦地での経験や小説を執筆し、再び従軍する生活をしていましたが、文筆業での評価も高く稼げたこともあり、除隊。
また、その頃から父親の影響もあってか政治にも興味を持ち、出馬など行うようになります。
思想は帝国主義。その歯に衣着せぬ物言いは、政治活動において時に多くの反感を買うことになります。落選も数多く経験。
第一次世界大戦開始直前「壊滅と崩壊に向かっているが、戦争の準備は私には魅力的です。」「戦争は楽しみながらやるゲームである。」などとの言葉や手紙が残っています。
そして第二次世界大戦時にはイギリスの首相を務め、戦勝国へと導きました。
「ウィンストン・チャーチル」の名言
凧
凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。
風に流されている時ではない。
勇気
金を失うのは小さく、
名誉を失うのは大きい。
しかし、勇気を失うことは全てを失う。
勇気がなければ、
他すべての資質は意味をなさない。
成功
成功とは意欲を失わず、失敗を繰り返せる才能である。
それぞれの主義
悲観主義はあらゆる機会の中に問題を見いだす。
楽観主義はあらゆる問題の中に機会を見いだす。
完全主義では、何もできない。
周りの騒音
私が義務感と信念に基づいて行動している限り、いくら悪口を言われようと動じない。
害になるよりむしろ益になるくらいだ。
過ち
築くことは、
多年の長く骨の折れる仕事である。
破壊することは、
たった一日の思慮なき行為で足る。
地道な努力
力や知性ではなく、地道な努力こそが
能力を解き放つ鍵である。
態度
態度と言うのはちょっとしたものだが、
大きな勘違いを生み出す。
未来
未来のことはわからない。
しかし、我々が生きてきた過去が
未来を照らしてくれるはずだ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
生涯帝国主義の考えを持ち続け、戦争に積極的だったチャーチルは国内外問わず多くの敵を作ることとなりました。
しかし、有り余るほどの愛国心もあり、イギリスのBBCが行った「最も偉大な英国人」の世論調査で1位を獲得。
2017年の“ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男”ではアカデミー賞をはじめとする様々な賞の受賞・ノミネートを受けています。
こうして今現在も語られ続けているチャーチル。
偉人の名言を心に刻み、夢・人生・思考を整えてより良いものにしていきたいですね。
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