本日は世界一の投資家「ウォーレン・バフェット」のご紹介。
世界一の投資家、世界最大の持株会社の経営者らしい目線での名言は数多くあります。
本、インタビュー、講演などで話される言葉はシンプルでいながら視点が鋭く、閃光が走る言葉のように個人的には感じられます。
一番近くにいたバフェットの奥様も彼を“カラーテレビ”と表現し、「皆が白黒なのに対して彼はカラーに見えているの。」と、独特にお話しをされています。
さて、そんな視点を持つ彼の考え方を学んでいきましょう。
「ウォーレン・バフェット」とは
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「投資の神様」と呼ばれ、世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOの大富豪です。
その個人資産は2018年で880億ドル以上(約9兆9000億円)と全く想像がつきません。
投資法の原点は、ベンジャミン・グレアム(アメリカ経済学者)に影響を受けて長期投資をスタイルとし、大きく資産を形成。
今回は株の話は深掘りせずに進みます。
世界一の投資家、資産家でありながら世界一の慈善家で、寄付活動も積極的に行なっています。
分かる数字だけでも
2004年26億ドル。
2006年374億ドル。
これに留まらず、他にも毎年定期寄付しているものから非公表含め様々な分野・団体へ寄付しており累計もこれまた全く想像がつきません。
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慈善事業に積極的なビル・ゲイツ(左)とバフェット(右)
さぞ贅沢三昧な生活をしているかと考えたくなりますが、欲がないとのことで至って質素な生活をしています。
現在も1958年に31500ドルで購入した田舎の自宅に住み、ハンバーガーとコーラばかりを好んで食べ続けている偏食家なのだそうです。
「ウォーレン・バフェット」の名言
自分自身への投資
何よりも自分自身に投資しなさい。
会社が赤字になったり米ドルの価値が下がったりどんな事が起こっても
自分の才能を取り上げられたりしない。
もし何か才能があり最大限磨くことが出来れば
それは素晴らしい資産になります。
周りが否定しても気に留めない
事実を理解している限り、
周りがどんなに否定しても私は気にも留めません。
リスクとは
自分が何をやっているか理解していない時に起こるものです。
人生に心身の維持と強化が必要な理由
あなたが車を一台持っていて、
一生その車にしか乗れないとしよう。
当然あなたはその車を大切に扱うだろう。
必要以上にオイルを交換したり、
慎重な運転を心がけたりするはずです。
ここで考えて欲しいのは、あなたが一生に
一つの心と一つの体しか持てないということ。
常に心身を鍛練しなさい。
決して心身の手入れを怠らないようにしなさい。
じっくり時間をかければ、あなたは自らの心を強化することができます。
人間の主要資産が自分自身だとすれば、
必要なのは心身の維持と強化です。
正直
人を雇う時には、
知性、エネルギー、正直さ
に着目せよと誰かが言っていました。
そしていくら知的でエネルギッシュな人でも
正直でなければダメだ
と言っていました。
最後が欠けると前二つは全く意味の無いものになります。
好きなことをやりなさい
今、楽しめないものを今後10年楽しむ事ができるでしょうか?
たぶん無理でしょう。
今、好きなことをやりなさい。
大事なのは、自分が好きな事をとびきり上手にやる事です。
お金はその副産物にすぎません。
習慣の重み
人は習慣で行動するので、
正しい思考と振るまいを早いうちに習慣化させるべきです。
習慣とは非常に軽いものであり、普段はその存在にさえ気付きません。
だが一度意識すると、非常に重く断ち難いものである事が分かります。
歴史
我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。
優れたビジネス
経営成績がよくなるか悪くなるかはどれだけ効率的に舟を漕げるかという点よりも、
どのビジネス船に乗り込むかという点が大きく影響します。
乗り込んだ船が慢性的に浸水していると気づいたらより前向きな対処法は、
浸水部をふさいでまわるより
船を乗り換えることです。
優れた経営者
朝起きて息を吸う練習をする人がいないのと同じで、
本当に優れた経営者は、 朝起きて
「今日こそコストを削減しよう」
なんて言わないものだ。
行動
自分から始めない限り成功はあり得ない。
やり方を心得ている事全てを素早く行う。
ためらったり、考え直したりはしない。
とにかくやり遂げる。
充実
私は一日中、いつもワクワクしています。
なぜなら、自分が本当に愛してやまない人たちと一緒に、
自分が本当に愛する仕事をしているのですから。
カモ
ポーカーをやり始めて20分経ってもまだ誰がカモか分からない人は
自分がカモなのだ。
愛
愛を得るには愛される人間でなければならない。
おまけ
旅行に行ったり、家を買ったり、船を買ったり。
そのような欲求は私にはありません。
他人にはあるようなので寄付などはするんですがね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まだ紹介したいものもありましたが、バフェット独特の感性が現れた名言を厳選してお届けしました。
日本でも有名なところで、ランチオークションというものを毎年開催しています。
これは、バフェットとの昼食会に参加する権利を獲得するためのオークションです。
2019年は過去最高額の457万ドル(約5億円)で落札されました。
毎年数億円で落札され、その全ても毎年寄付しています。
また、バフェットが間接的に投資を行う我が福島の日本メーカーの工場にも足を運んだんだとか。
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欲に溺れず、長らくスタイルを変えずに投資を追求して大成功を収めたバフェット。
偉人の名言を心に刻み、夢・人生・思考を整えてより良いものにしていきたいですね。
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